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絶対に覚えておいた方がいいターミナル(端末)のコマンドおよび使い方〜その2〜

その2ということで今回は実際によく使うターミナルコマンドの中でも他の操作で代替できなかったり、代替するのが面倒なコマンドを紹介したいと思います。

 

・cdコマンド

これはchange directoryの略でプログラミングをやったことある人なら誰でも使ったことがあるでしょう。

cd ..

とすれば一つ前の階層に

cd ~/

とすればホームディレクトリに戻ることができます。

この操作を他の操作で代替する場合はその1で紹介したようにFinderからターミナルを開けるようにしていた場合、Finderで階層を移動してからそこでファインダーを開くというものがありますが、明らかにこちらのコマンドを使った方が楽だと思います。

 

・lsコマンド

これはlistの略でカレントディレクトリ(現在いる階層)にあるファイルを表示してくれます。

ls -l

とすれば権限情報(そのファイルに対して可能な操作が何かを示す情報)などの詳しい情報が見れます。

ls -a

とすれば隠しファイル(.で始まるファイルで普通にFinderを開いただけでは見れないようなファイル)が見れます。

代替操作としてはFinderがあげられますが、ターミナル画面を開いている場合にはこちらの方がすぐできていいと思います。またls -lで見れる情報などはFinderからも情報をみるとすれば見れますが、lsを使うとまとめてみれる点が良いです。隠しファイルに関しても普通はFinderから見れないようにしているので、こちらで見るのが良いでしょう。

 

pwdコマンド

これはprint working directoryの略で現在いるディレクトリーを教えてくれるコマンドです。現在いるディレクトリーの情報をFinderから見ることも可能ですが、こちらの方が早いでしょう。プログラムに絶対パス(ファイルの住所のようなもの)を書きたいときなどに便利です。

 

・touchコマンド

これはどうしてこういう名前なのかわかりません。何かに触るんですかね?名前の由来はともかくこのコマンドは空のファイルを作るコマンドです。MacだとFinderから空のファイルを作れない (もしかしたらうまく設定したら作れるかもしれません)ので結構便利です。代替手段としてはエディターなどからファイルを作成するという方法があります。状況によって使い分けるのが良いでしょう。

 

・open

これはファイルを開くコマンドです。openの意味そのままですね。ファイルを開くのはFinderから普通にできますが、上で説明したtouchコマンドでファイルを作った後はそのままopenで作成したファイルを開けるので便利です。

 

history

これは歴史、つまりターミナルで過去に打ったコマンドの一覧を表示します。現れたコマンド一覧の横についた数字をnとすると

!n

と打ち込むことでそのコマンドを再び打てます。この操作は上ボタン(?)を何回も押して過去に遡るという方法でも代替でき、どれくらい過去のコマンドを再利用した以下によってどちらが楽かが変わると思います。

 

・clear

このコマンドを打つとターミナルで過去に実行してきたことが画面から消えます(良い説明が思いつかなくて説明下手でごめんなさい)。代替方法としてはターミナルを一旦閉じてもう一回開くという方法があります。このコマンドはエラーが長くてどこからが今回のコマンド実行によるエラーかがわかりづらいときなどに使うと良いと思います。

 

それぞれ細かいオプションは色々あるのですが、基本としてはこの辺りを覚えておけば良いと思います。